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ゼミ感想10

20210120【リアペ】

2年間やってきたゼミがついに終わってしまいました。ついこの前slackをインストールしてリアペを書き始めたような気がします。そんなリアペも最後になってしまいました。西川ゼミを選んだのは、ヨーロッパの街はなんであんなに綺麗なのだろう、観光まちづくりとは何か学んでみたい、というのももちろんありましたが、正直に言うと「先生の人柄」というのが大きな理由でした。最初に西川先生に出会ったのは早期体験のカンボジア研修でした。カンボジアのレストランにて先生と同じ席になってお話して、とても話しやすかったのを覚えています。もともと志願者が多い人気のゼミだと聞いていたので曖昧な志望動機な自分が入れるか不安でしたが、合格のお知らせを見た時は自分でも驚きました(当時の記録では「まあまあ」だったみたいですが笑)。顔合わせ前の友達といえば1人くらいだったので、ほぼみんな初めましてでした。しかし直感でこのメンバーなら楽しくなりそうと思いました。サークルの顔合わせとかクラスの顔合わせで感じるような、「自分は果たして溶け込めるのだろうか」というような漠然とした不安を一切感じなかったのを覚えています。その予想はもちろんあたっていましたが、それ以上に自分以外の皆のレベルの高さに圧倒されました。自分はその流れについていくので精一杯だったように感じます。自分はクリエイティブな発想や意見を出すのが苦手で、自分ができる事といえば、議論が煮詰まった時や大変な時に場の雰囲気を切り替える事ぐらいでした。正直こんなおちゃらけた意見や無能なムーブしかできない自分に嫌気が指すことは多くありました。しかし先生が「かとこみたいな人がいるとゼミが面白くなる」と言ってくれ、その言葉に助けられました。

2年生は文献をひらすら読みました。いかにも勉強をしている、という感じで個人的にはとても楽しかったです。まずはインプット、まちづくりの先駆者たちの様々な想いや発想に驚かされる日々だったと思います。2年の秋には初めてのゼミ合宿、カンボジアのような半分旅行みたいな合宿ではなく学ぶ事が本当に多く、学会にも参加できて有意義な時間でした(夜中まで論文読み漁りは正直きつかったですが笑)。学習面だけではなく、ゼミ生、そして先生との距離もグっと近づいた合宿だったと思います。真面目なイメージの先生が人狼にのめりこんでる姿は面白かったです笑 本当に笑いあり、学びありの合宿でした。そして冬の海外合宿、もともとヨーロッパに行ってみたいというのがゼミの志望動機なだけあってとても気合が入っていましたが、まさかの中止。本当に残念です。コロナがもう少し落ち着いたらリベンジしたいと今でも思っています。そして3年生のオンラインゼミ、川越プロジェクト、先生に教えてもらうという受動的な考え方は捨て、グループに分かれて自分たちで考えるという2年生までに培ってきた知識とチーム力が試されるゼミだったと思います。班としての話し合いや活動は決してスムーズと呼べるものではなく、何枚もの分厚い壁に阻まれ、投げ出したく思う時もありました。でもなんとか食らいついていけたのはお互いに励ましあえたり、フォローしあえるチームの皆のおかげだと思います。大変だけど楽しい、そんな議論ができたのはこのメンバーならではだったのかなと思います。そしてマップ作成もいよいよ大詰めになってきて、今も話し合いが続けられています。ここまでこれたのも、不満も喜びもシェアしあえるこのメンバーだったからこそ、だと思います。

このゼミに入って自分は少なからず成長できたと思います。確かに最後の方までへっぽこ司会者を発揮したり、へっぽこ発言で皆を困らせたりしましたが、自分の中で「良い議論とは何か」というのを明確に知れたと思います。それまで自分が思っていた議論は「自分の意見を通すための議論」だったり、「色々な意見の中から多数派を探すもの」だと考えていましたが、良い議論とは皆が納得できる最適解である意見を見出すために意見を出し合うものだと学べました。直近の議論だと「ゼミ生の歩き方」なのか「テーマを絞ったマップ」なのかという議論の中で、「ゼミ生の歩き方」が多数派だった一方で、本当に「テーマを絞る」というのを明確にしないうちから決めてしまってよいのかという意見が出ました。皆が納得する最適解を見つけるというのはこういう事なのかなと考えました。

最後の最後までリアペが遅くなってすみません・・・!西川ゼミのゼミ生でいれて本当に楽しかったです!ほかの皆ほどの活躍はできていないですが、自分が大学生で頑張った事はゼミ活動ですと胸を張って言えます!まだマップ作成は終わっていませんが、最後まで楽しいゼミでいられるようにこれからも頑張っていきたいと思います!西川先生には色々ご迷惑をおかけしたと思いますが、本当にお世話になりました!ありがとうございました!

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