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ゼミの感想9

2年間のゼミの時間が終わり、気分はもう大学を卒業するような、そう感じるほどゼミの時間が私の大学生活のハイライトだと思う。あっというまではあったけど、西川ゼミでしかできない経験がたくさんあった。

サークルもインターンもしていなかった私は西川ゼミに決まったとき、よし頑張ってやるぞという気持ちだったと思うが、ふたを開ければ、想像を超える量の知識や考え方に出会い、そしてそれに食らいつく優秀過ぎる他のゼミ生についていくことに必死だった。それでも、議論をして他の人の考えを聞いたりまち歩きをして地域の取り組みを学んだり、振り返ると、普通なら気にもしないことや感じない思いに出会うことができた。川越のマップ制作では、住民班のアンケート、社会実験、中間報告会、コンセプト決め、そしてラフの段階まで、決してスムーズに進んだわけではなかったが、試行錯誤を繰り返しひとつずつクリアしたとき、実際に観光という側面から地域と関わる難しさを痛感した。がむしゃらだった二年生も、マップ制作に悩んだ三年生も本当に濃い時間だった。コロナで海外ゼミ合宿に行けなかったことやオンラインでの授業になったことはすごく残念。それでも、どうしようもない状況のなかでオンライン合宿をしたり社会実験をやったり、コロナ禍でもとまらないゼミの日々だった。難しい文献を読んだりアンケート作成が難航したり大変なことはあったけれど、週一コマだったらきっとここまで充実していなかったと思う。

そして、最後まで西川ゼミ生としてやってこられたことにほっとしている。これは、本当に先生とみんなのおかげです。いつ除ゼミ宣告をされてもおかしくないくらい主体性がないのに西川ゼミにいる自分が情けなく、もう無理だ…と思ったことはあったけど、みんながここまで一緒にやってくれて本当に感謝しています。そして西川先生のおかげで、優しくてしっかりしていて面白くて尊敬できる友達ができました。懇親会のときはしっかり人見知りを発揮していたのが懐かしいです。提出期限を守らないなど、様々な面で困らせてしまいましたが、ときに厳しくときにおもしろい先生の姿があって自分がここまで続けられました。本当にありがとうございます。

みんなと同じ次元ではないけれど、確実に少しは成長できた。学びも経験も人間関係も全部が自分の大きな財産だと思う。最初の西川ゼミ生として過ごせて本当によかった。まだマップとか頑張ることが残っているし、これからもよろしくおねがいします!

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