ついにゼミが終わってしまったけど、この2年間は本当に長いようで短かった!
コロナの影響で海外ゼミ合宿も、もっと行けたはずの街歩きも出来ず、会っての議論も滅多に出来ず、でかなり悔いは残っているけど、みんなと一緒にこのゼミで学ぶことが出来て、本当に良かった。
2年生の時はほぼ本や資料の解読で、具体的に何か行動をするということはなかったけど、議論をしていくなかでみんなの考え方を知ったり、実際にまちに出て沢山の人から話を聞けたことは、とても勉強になった。ゼミに入ったばかりの頃は、どうすればまちに人を呼べるかとか、どんな種類の観光があるのか、とか現場での実践的なことをもっと知りたいという気持ちが大きかった気がするし、まちづくりっていう言葉の意味や中身は既に分かっていたような気になっていたけど、だんだん、勉強していくほど、まちづくりや観光にも色々あることとかまちづくりにおける基本的な考え方みたいなものが理解出来るようになっていって、観光の複雑さをよく認識出来るようになったと思う。
3年生では本格的に川越プロジェクトが始まったことで、本を読みこむのとは全く違った学びや思い出が出来て、凄く楽しかった。観光客のアンケートでは班メンバーに沢山笑わせてもらいながら、でも真面目に考えて作っていったらこれが後に中間報告の発表会でとてつもない価値があると言っていただけることになって、これまでの学びは無駄じゃなかったんだなぁとほっとした。社会実験と中間報告会はマップ作成を見据えての実施だったけど、参加者の人たちが楽しんで新しく川越の魅力を見つけ出してくれたり、地元の方からも声をかけていただいて繋がりが増えて嬉しかった。自分たちにしか得られない経験があるっていいよなあと素直に思ったりもして、まちづくりって呼べるほどの大きなことではなかっただろうけど、沢山の人に喜んでもらえるマップを作りたいなというモチベーションにもつながって、本当に良い経験だったと思う。
最初、川越とここまで深い関係をもつことになるとは思ってもいなかったけど、みんなと何度も足を運んで思い出を作って、授業以外の時間でも沢山川越のことを考え続けてきたことで、川越を一つの場所として愛着をもって訪れられるようになった!ゼミに入るまで、川越は自分にとってはただの観光地で、まちという認識さえもてていたか怪しい状態だったけど、縁のない地域にここまで献身することはゼミ生でなければきっとなかったし、出来なかったと思う。
これまで大変なことも多かったけど、本当にこのゼミで、みんなと一緒で良かった!真面目に勉強するばかりじゃなくて、ギャグセンスが高いゼミ生たちのおかげで笑うことも沢山あったからこそ、ここまで頑張ってこれたと思う。みんなとだから頑張ろうと思えた2年間でした。本当にありがとう。
そして西川先生も、初めてのゼミ生だったと思いますが、いつも沢山の学びの機会を提供してくださったりと、ありがとうございました。先生から学ぶことも本当に多くて、観光やまちづくりに限らず、世界観が広がりました。このゼミに参加出来て良かったです。
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