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ゼミを振り返って(2期生その3)

2年間、あまりにも濃くて全部を振り返るにはもっともっと時間がかかりますが、今の想いを記しておこうと思います。まず、わたしはこのゼミに、①自分は出身地や地方都市の地域づくりに関わりたいという想いと、②自分を成長させる場がほしい(西川ゼミなら意欲高い先輩・仲間がいる、誰よりもゼミに力を入れてくださる先生がいる)という想いをもって入りました。選考通る自信なかったですが、こころから入りたくて、思い入れの強いゼミだったので、ここで2年間濃い時間を過ごせて、学ぶには最高の環境に身をおけて、本当によかったと思っています。この環境で得たものは本当に数えきれないです。200分ゼミから、いつしか半日?にも及んだ週一授業、アンケート、地元観光、まちこん、地域プロジェクト、ゼミ外議論... どれも時間をかけて、質にこだわり、時に正解のない議論をして、、ちゃんと過程を踏んだからこそ、気づけたもの、新しい発見、自分の中で生まれた新たな興味関心が生まれました。ゼミ入る前、歩くのはそんなに好きでなくて(隠してました汗)、自転車派の人間でしたが、まちあるきを通じて、町を観る目が養われ、まちを歩くのが好きになりました。知識があると、関心があると、見ている世界がガラッと変わります。地域づくりに限らず、ゼミではたくさんの事例を学んで、お世話になっている地域の方とお話して、みんなの意見をたくさん聞いて、本当にいろんな視点を知りました。それは観光を学ぶ学生としてだけじゃなくて、ひとりの人間として、自分の中でいろんな選択肢や価値観が身についたという点で大きな宝になったなと思います。ゼミの活動は活動に面白い、楽しいと思えることばかりではなく、ほんとうにつらいなと思うこともたくさんありました。個人的に満足いく行動ができなかったり、たくさん頑張っても常に何か大きなものに追われていて、余裕がなかったりと。それでもここまでやってきたからこそ、たくさん積み上げてきたからこそ得られた視点があるので、頑張れたことに自信をもちたいです。2年春に比べて、学業の面でも、内面的にも、このゼミにいたからこそ成長できたと思います。2期はコロナ禍でのスタートということもあり、withコロナ、アフターコロナの新たな観光の形、観光が秘める可能性についてたくさん議論しました。「地元観光」という観光の在り方についても考え、発信してきました。これから先はそれらを踏まえながらも、改めて観光が果たす役割は何なのか、自分にとって観光とは何なのか、卒論等を通じて、自分のことばで表せたらと思います。

最後になりますが、2期の12人それぞれの考え方や、自分にはない素敵な力、能力、物事に取り組む姿勢、たくさんの刺激をもらいました。本当に感謝しています。みんなとで無ければ、ここまでやってこれなかったと思います。そして、いつも熱心にご指導して頂いた西川先生、ありがとうございました。

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